ベルガモットといえば、アールグレイティーや香水の香料として知られる柑橘ですが、その魅力は果実や香りだけではありません。
光沢ある葉、可憐な白い花、色づく果実まで、四季を通じて美しい姿を見せてくれる「ベルガモットの木」は、庭木や鉢植えとしても高い人気を誇ります。
ベルガモットの木の基本情報

- 学名:Citrus bergamia
- 科名:ミカン科
- 原産地:イタリア南部・カラブリア地方
- 樹高:2〜4m(鉢植えでは1〜2m)
- 特徴:常緑の小高木。光沢のある濃緑色の葉と、春に咲く白い花が魅力。果実は黄色〜橙色に熟し、独特の爽やかな香りを放つ。

ベルガモットの苗|選び方と植え付けのポイント
ベルガモットには、ハーブとして楽しむモナルダ属と、果実や香りを楽しむ柑橘(Citrus bergamia)の2種類があります。それぞれ苗から育てられ、香りや用途、栽培の難易度が異なります。ハーブのベルガモット(モナルダ属)の苗モナルダ属のベ...
ベルガモットの木の観賞価値

- 庭木や鉢植えとしての美しさ
常緑の葉が一年中青々と茂り、冬も景観を保ちます。春には白い花が咲き、甘く爽やかな香りが漂います。 - 四季ごとの変化
- 春:白い花と新緑のコントラストが鮮やか
- 夏:青い果実が葉に映える
- 秋:果実が黄色く色づき始める
- 冬:完熟した果実が枝を彩り、香りも一層強まる
- 香りの良い庭木としての魅力
花だけでなく、葉や果実にも芳香成分が含まれ、そよ風に乗って爽やかな香りが庭いっぱいに広がります。

ベルガモットの花とは?
癒しの香りをくれる、美しい花の世界へようこそ。ベルガモットと聞いて思い浮かぶのは、紅茶の香りづけにも使われる爽やかな香り。けれど実は「ベルガモット」と呼ばれる植物には、2つの異なる種類があるのをご存じでしょうか?それぞれの花は、姿も香りもま...
品種比較・木の特徴
- ファンタスティコ
成長が早く、樹形がコンパクトで家庭の庭にも適する。香りが強く果汁も多い。 - フェミネッロ
小ぶりながら枝ぶりが美しく、花付きが良い。果実は皮が薄く香り高い。 - カスティアーロ
樹高がやや高めで広がりがある。観賞用としても存在感があり、耐病性が比較的高い。
ベルガモットの木の寿命は20〜30年程度と長く、適切に管理すれば長く楽しめます。病害虫には柑橘類特有のアブラムシやカイガラムシがつくこともありますが、防除しやすい部類です。

ベルガモットの品種
ベルガモット(Citrus bergamia)は、香りや果実を楽しむ柑橘として、紅茶のアールグレイや精油でおなじみです。国内外で栽培される主要品種と、家庭栽培に向いた系統があり、それぞれ特徴や香りの個性が異なります。正統ベルガモット品種商業...
生活への取り入れ方
- 庭やテラスでの存在感
常緑で一年中景観を保つため、シンボルツリーにも最適。 - 香りを楽しむ暮らし
剪定した枝や葉を室内に飾れば、天然の芳香剤に。花や果実はリースやポプリにも活用できます。
ベルガモットの木の歴史・文化的な側面

ベルガモットの木は、17世紀ごろからイタリア・カラブリア地方で栽培されてきました。温暖な地中海性気候と海風が、香り高い果実を育む条件となっています。
この地域では、家の庭先や通り沿いにベルガモットの木が並び、収穫期になると黄色い果実が風景を彩ります。ベルガモット精油は長らく地域経済の柱であり、文化的にも深く根付いた存在です。


ベルガモット・カラブリアンとは?
「ベルガモットの香り」と聞いて、思い浮かぶのはアールグレイや香水、アロマといった爽やかで少しビターな芳香ではないでしょうか。その香りの中核を担うのが「ベルガモット・カラブリアン(Calabrian Bergamot)」──イタリア南部の限ら...
ベルガモットの木は、香りや果実だけでなく、姿の美しさや四季の移ろいを楽しめる魅力的な庭木です。
品種や樹形を選べば、庭やベランダでも育てやすく、暮らしに香りと彩りを添えてくれます。


