ベルガモットとレモンは、どちらも爽やかな香りが特徴の柑橘系果実です。
しかし、実際には用途や香りの質、味わいに大きな違いがあります。
ベルガモットとレモンの見た目の違い

ベルガモットは皮にやや凹凸があり、見た目は柚子に近い印象を受けることも。色は黄色から緑がかったものまであります。

レモンは比較的つるっとした黄色い皮を持ち、見慣れた柑橘の姿です。
ベルガモットとレモンの香りの違い
- ベルガモット
柑橘らしい爽やかさに加えて、フローラルで甘く、ほんのりスパイシーな香りを持ちます。高級な香水やアロマオイルに使われることが多く、香りに奥行きと個性があります。 - レモン
キリッとしたシャープで爽快な香りが特徴。万人に親しまれる香りで、リフレッシュや清掃用の香り付けにも適しています。

ベルガモットはどんな香り?匂いの構成について
ベルガモットは、ミカン科に属する柑橘類の果実で、主にイタリア・カラブリア地方で栽培されています。果実そのものを食用とすることは少なく、その魅力は皮から抽出されるエッセンシャルオイルにあります。このベルガモット精油は、アールグレイティーの香り...
ベルガモットとレモンの主な用途の違い
| 用途 | ベルガモット | レモン |
|---|---|---|
| 食品 | ×(香料としてのみ使用) | ○(果汁・皮ともに使用) |
| 香料 | ◎(香水・アロマ・紅茶など) | ○(アロマ・食品など幅広く) |
| 日用品・掃除 | △ | ◎(掃除用スプレー、消臭など) |

ベルガモットの代表的な用途
香水、アロマテラピー、アールグレイ紅茶の香り付けなど

レモンの代表的な用途
料理・飲料、アロマ、掃除、スキンケアなど多岐にわたります
食用としての利用
- ベルガモット
果肉には強い苦味があり、一般的には食用には適していません。ジュースや果実として食べるよりも、香りを楽しむ目的で利用されることが多い果物です。 - レモン
一方でレモンは、果汁・皮ともに食用として広く利用され、料理や飲料に欠かせない存在です。酸味のある爽やかな風味が特徴です。
ベルガモットとレモンの原産地と栽培地
- ベルガモット
主にイタリア・カラブリア地方で栽培されており、この地域の特産品として知られています。 - レモン
地中海沿岸が原産とされ、現在では世界中の温暖な地域で栽培されています。

ベルガモット・カラブリアンとは?
「ベルガモットの香り」と聞いて、思い浮かぶのはアールグレイや香水、アロマといった爽やかで少しビターな芳香ではないでしょうか。その香りの中核を担うのが「ベルガモット・カラブリアン(Calabrian Bergamot)」──イタリア南部の限ら...
ベルガモットとレモンは、同じ柑橘系でも味・香り・用途のすべてにおいて違いがあります。
それぞれの特性を理解して、目的に合わせて使い分ければ、より香りや味わいを楽しむことができます。


