「ベルガモット」と聞いて、柑橘の果物を思い浮かべる方も多いかもしれません。
ですが、実は「ベルガモット」という名のハーブも存在し、ガーデニングやハーブティーの世界では根強い人気を誇ります。
ベルガモットは「柑橘」だけじゃない? ハーブとの違い
「ベルガモット」という名前は、一般的にはアールグレイティーの香りづけに使われる柑橘類「ベルガモットオレンジ」を指しますが、ハーブの世界では全く異なる植物を指します。

ハーブとしてのベルガモットは、主に「モナルダ」という植物で、「モナルダ・ディディマ(タイマツバナ)」や「モナルダ・フィステュローサ(ヤグルマハッカ)」などが代表種です。これらは北アメリカ原産の多年草で、鮮やかな花と独特の香りが特徴です。

ベルガモットのハーブの香りと魅力
モナルダは、爽やかな柑橘系とミントの中間のような香りを持ち、精油成分にはチモールやカルバクロールといった抗菌作用のある成分も含まれています。そのため、古くからネイティブアメリカンの間で薬草として利用されてきました。
「ベルガモット」という名前は、この香りが柑橘のベルガモットオレンジに似ていることからつけられたとされています。
ベルガモットハーブの育てやすさと品種のバリエーション
ベルガモットハーブ(モナルダ)は、日当たりと風通しの良い場所を好み、丈夫で育てやすいハーブのひとつです。湿度が高すぎると病気に弱くなる傾向がありますが、基本的にはガーデニング初心者にもおすすめできる植物です。
代表的な品種
モナルダ・ディディマ(タイマツバナ)

モナルダ・フィステュローサ

モナルダは花色も豊富。多年草のため、一度植えれば毎年咲いてくれます。

ベルガモットハーブの使い方は?

ベルガモットハーブは、葉を乾燥させてハーブティーとして楽しめるほか、花も観賞用やポプリ、バスハーブなどに利用されます。
ほんのりスパイシーでフルーティーな香りは、気分をリフレッシュさせたいときにぴったり。紅茶にブレンドしてオリジナルのアールグレイ風にするのもおすすめです。

「ベルガモットハーブ」は、見た目の美しさだけでなく、香りや効能、育てやすさでも魅力のある植物です。
柑橘のベルガモットと混同されがちですが、まったく異なる植物。
ガーデニングやハーブティーの選択肢として、ぜひ注目してみてください。


