「ベルガモット」と呼ばれる植物には、柑橘類とハーブの2種類が存在します。この記事でご紹介するのは、ハーブのベルガモット。
和名では「モナルダ」や「タイマツバナ」とも呼ばれ、鮮やかな花と爽やかな香りが特徴の多年草です。

ベルガモット(モナルダ)の特徴
モナルダの大きな魅力は、葉から立ちのぼる香り。ほんのりと柑橘系を思わせる爽やかな香りがあり、その芳香から「ベルガモット」という名で親しまれるようになりました。

また、初夏から夏にかけて咲く花は、赤やピンク、紫など鮮やかな色合いで、ミツバチや蝶を引き寄せる力があります。
香りを楽しみながら、生態系にもやさしいハーブとして、多くのガーデナーに愛されている植物です。

ベルガモット(モナルダ)の苗の選び方と植え付けのタイミング

モナルダの苗は春〜初夏にかけて園芸店やネットショップで手に入ります。葉がしっかりと緑色で、根が鉢の中で詰まりすぎていないものを選ぶと、その後の生育もスムーズです。
地植えの場合は、寒さが和らぐ4月〜5月ごろが植え付けのベストタイミング。鉢植えなら通年植えることも可能ですが、根詰まりに注意し、定期的に植え替えるとよいでしょう。
ベルガモット(モナルダ)の育て方

土と日当たり
ベルガモットは水はけのよい土壌を好みます。市販のハーブ用培養土でも十分対応可能。
日光が好きな植物ですが、真夏の直射日光が強すぎる場所では葉焼けのリスクがあるため、半日陰をうまく活用しましょう。
水やりと肥料
地植えなら、根付いてからは基本的に自然の雨まかせでOK。鉢植えは、土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水を与えましょう。
肥料は春先に緩効性のものを少し与えるだけで、十分育ちます。
病害虫への注意
蒸れやすい環境では「うどんこ病」が出やすくなるので、風通しをよく保つのがポイント。混み合ってきた葉はこまめにカットして、健康な状態を維持しましょう。
ベルガモット(モナルダ)の増やし方
モナルダは多年草のため、育てているうちに株が大きく育ちます。数年おきに株分けしてあげることで、元気な状態を保ちやすくなります。
初夏には、挿し芽で増やすことも可能。元気な茎を切って水に挿し、根が出てきたら土に植えるだけ。さらに、こぼれ落ちた種から自然に発芽することもあり、育てる楽しみが広がります。
育てた後の楽しみ方

葉は摘み取ってハーブティーにすれば、ほのかな柑橘系の香りが広がる癒しの一杯に。ドライにしてポプリやサシェに加工すれば、香りを長く楽しめます。
また、咲いた花は切り花として室内に飾るのもおすすめ。香りだけでなく、彩りの面でも日常を明るくしてくれるハーブです。

ベルガモット(モナルダ)は、丈夫で育てやすく、ガーデニング初心者にもぴったりのハーブです。
苗の選び方や育て方、増やし方のコツさえ押さえておけば、毎年きれいな花と香りを楽しめます。
見た目も香りも楽しめるこの植物を、ぜひ暮らしに取り入れてみてください。



