紅茶売り場やカフェでよく目にする「アールグレイ」と、香料として名前を見かける「ベルガモット」。似たような香りがするけど、実際にはどう違うのでしょうか?
ベルガモットとは?柑橘類のひとつ
ベルガモットとは、地中海沿岸で栽培される柑橘類の一種。

見た目はライムやレモンに似ていますが、香りはよりフローラルで、少しビターな印象を持つのが特徴です。果肉はあまり食用にされず、主に果皮から採れる精油が香料として使われています。
香水やアロマオイルだけでなく、紅茶の香り付けにも使われます。
アールグレイとは?ベルガモットで香りづけした紅茶のこと
アールグレイとは「ベルガモットの香りをつけた紅茶」のこと。

茶葉そのものの種類は決まっておらず、ダージリンやセイロン、アッサムなど様々なベース茶葉にベルガモットの香りを加えたものがアールグレイです。
つまり、アールグレイはベルガモットを使った「フレーバーティー」の一種というわけです。

ベルガモットの紅茶
ベルガモットは、紅茶の中でも特に人気の高い「アールグレイティー」の香り付けに使われることで知られています。柑橘系のさわやかさと紅茶の深みが合わさった風味は、世界中の紅茶ファンに愛され続けています。ここでは、ベルガモット紅茶の特徴や歴史、味わ...
ベルガモットとアールグレイの違いは「原料」と「製品」
ここで一度、関係性を整理しましょう。
| ベルガモット | アールグレイ |
|---|---|
| 柑橘類の果実 | 紅茶の一種 |
| 香りの元(香料) | ベルガモットで香りづけされた紅茶 |
| 食用よりも香料用途が中心 | 紅茶の製品として販売される |
要するに、ベルガモットは香りの「原料」、アールグレイはその香りを活かした「製品」。
両者は直接的なつながりがありますが、同じものではありません。
アールグレイ=ベルガモット味とは限らない?
実は、市販されているアールグレイの中には、ベルガモット精油を使用していないものも存在します。
代替香料や人工香料で似た香りを再現しているケースもあり、製品によって香りの印象が異なることがあります。
「本物のベルガモットの香り」が楽しみたい方は、精油使用と明記されたアールグレイを選ぶのがおすすめです。
ベルガモットは柑橘系の果実で、アールグレイはその香りをつけた紅茶です。つまり、香りのもとと、それを活かした製品という関係。違いを知っておくと、紅茶選びがもっと楽しくなります。


